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エーションを目的として広場の再建を行っております。また、歩行者用道路もつくっております。この美しい広場が町とフィヨルドとの間のリンクをつくり出すということであります。これが非常に広いところで市民の息抜きの広場となっています。静かで大きな空間であります。これは夏に撮りました上から見た写真です。
オスロの地方行政は、新しいドラムを計画しております。市庁舎広場を横切るものであります。また、アーカーブリゲも通ります。4つの停車駅を持つドラムラインであります。これは、市行政によりまして1994年夏に承認がおりておりまして、最初のドラムが通りましたのは1995年の秋であります。全コストは5,400万クローネ、800万ドルであります。
(S11)アーカーブリゲ・プロジェクトの計画プロセスでありますが、従来のものとは違った新しい協力関係が民間と公共セクターの間であったということです。非常に迅速な実現を目指して、建設許可も最初の建設が始まる、そして実際に地域の開発計画が行われる前に行えるように許可が出ました。この左のところです。また、さらにこの下のところでありますけれども、1982年の先ほど申したアイデアコンペに基づいた計画です。また、ノルウェーの計画建設法は、民間の所有者に対してゾーニング計画の変更の提案をすることを認めています。アーカーブリゲ・プロジェクトに関しては、この所有者が政治的なリーダーと直接の関係を持っていたということでスムーズにいったわけであります。そして、実際にこのオーナーがプロジェクトの建設、あるいはファイナンスをコントロールします。公共セクターは計画と大規模なインフラ開発の投資を行います。例えば高速道路のトンネル、あるいは鉄道のトンネル、あるいは公共の交通機関などであります。そして、文化的な活動に対してもファイナンスが出されております。この道の端にあります映画館です。それから、古い造船所のエリアは、現在も民間所有となっております。したがって、オスロの港湾局が他の港湾の場所に移転するという必要がなかったわけです。
また、民間の投資家とオスロの地方行政との間でアーカーブリゲのプロジェクトに関してコンセンサスがありました。ただ、幾つかの問題が討議されたわけです。建物の高さはどうするか、あるいは波止場へのアクセスをどうするか、あるいは駐車台数は何台にするか、あるいはプロジェクトと高速道路のアクセスの問題、あるいは新しいショッピングエリアが既存の商業エリアと競合しないかどうかといった問題です。これに対しての解決策は交渉の結果見出されました。
(S12)アーカーブリゲと市庁舎広場は現在完成しましたけれども、そのほかピパビカのエリアで再開発が計画されているところがあります。まず3つの近隣エリアであります。このマークしたところですけれども、これが現在、将来の開発エリアとしてディスカッションされています。またもう1つ重要なのは、アーカーブリゲと同じぐらいの規模を持つのは西側駅のところです。つまり、アーカーブリゲのすぐ北のところになります。政府は現在のところ新しいオペラハウスをオスロでどこにつくったらよいかということを考慮中
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